道弁連について
北海道の弁護士会の
さらなる発展をめざして
北海道弁護士会連合会は北海道にある4つの弁護士会で組織され、
司法過疎問題をはじめとした多くの課題に取り組んでいます。
道弁連とは
道弁連とは
北海道弁護士会連合会とは、札幌高等裁判所管内にある4つの弁護士会、「旭川弁護士会」「釧路弁護士会」「札幌弁護士会」「函館弁護士会」で組織されている会です。
北海道弁護士会連合会、略称「道弁連」は、主として、日本弁護士連合会及び管内弁護士会の連絡に関する事項、弁護士、弁護士法人の品位及び地位の向上並びに学術の研究に関する事項、司法制度に関する事項、及び人権擁護に関する事項等を行うこと目的としています。
道弁連では、理事17名及び監事2名が置かれ、通常毎月1度理事会を開き、道弁連に関する諸問題を審議しています。


旭川市花咲町4丁目旭川弁護士会館


釧路市柏木町4番3号


札幌市中央区北1条西10丁目 札幌弁護士会館7F


函館市上新川町1番3号
令和5年度北海道弁護士会連合会 役員
- 理事長 佐藤 昭彦(札幌)
- 副理事長 清水 智(札幌)
- 副理事長 堀田 剛史(函館)
- 常務理事 後藤 雄則(札幌)
- 理事 池田 めぐみ(旭川)
- 理事 川上 健太(旭川)
- 理事 万字 達(旭川)
- 理事 荒永 毅(釧路)
- 理事 久保田 庸央(釧路)
- 理事 中原 正樹(釧路)
- 理事 伊藤 絢子(札幌)
- 理事 柴垣 結華(札幌)
- 理事 髙橋 智美(札幌)
- 理事 鳥井 賢治(札幌)
- 理事 山田 幸司(札幌)
- 理事 石郷岡 聖(函館)
- 理事 渡邉 圭太(函館)
- 監事 黒川 貢(札幌)
- 監事 本間 裕邦(函館)
理事長からのご挨拶
2023(令和5)年度北海道弁護士会連合会(略称は「道弁連」です。)の理事長を務めます佐藤昭彦(札幌弁護士会所属)と申します。道弁連のホームページをご覧頂きありがとうございます。
道弁連は、道内の弁護士会(旭川弁護士会、釧路弁護士会、札幌弁護士会、函館弁護士会)で構成された弁護士会連合会です。弁護士会連合会とは、同じ高等裁判所の管轄区域内にある弁護士会が、共同して特定の事項を行う為に設立した団体で、弁護士法44条にその根拠があります。日本全国には、高等裁判所の管轄区域毎に弁護士会連合会があり(北海道、東北、関東、中部、近畿、中国地方、四国、九州)、それぞれの地域の課題に取り組んでいます。
道弁連の重要な活動として、道民の皆様が十分な司法サービスを受け、弁護士へ容易にアクセスすることできるよう、「司法過疎問題」「弁護士過疎・偏在問題」を解消することが挙げられます。道内の各弁護士会が管轄する地域は、他の都府県と比べ極めて広大であり、過疎化が進行している地域も少なくありません。
道弁連では、道内4弁護士会が団結し、「司法過疎問題」「弁護士過疎・偏在問題」の解消に取り組むため、各会所属の会員弁護士全員の負担で「すずらん基金」を創設し、それを基に「すずらん基金法律事務所」開設しました。
「すずらん基金法律事務所」からはこれまで多くの弁護士が「ひまわり基金法律事務所」(道内20箇所のうち中標津、北見、名寄、岩内、稚内、伊達、ひだか、留萌、倶知安、浦河、紋別、本別、オホーツク枝幸、根室)の所長として派遣され、裁判所支部管轄内に弁護士が全くいないか、1人しかいない地域(いわゆるゼロ・ワン地域)は解消されました。司法過疎問題の解決に情熱を傾けているすずらん基金法律事務所出身の弁護士が、北海道内各地で活躍をしています。
また、道弁連は、「道民司法過疎問題対策本部」という司法過疎問題に総合的・積極的に取り組む専門の本部を設置し、過疎型法律相談事業を推進し、道内の司法過疎問題について政府や国会に意見を述べるなど、道民の司法アクセスの拡充のために積極的に取り組んでいます。
その他、道弁連は、道内各弁護士会が行っている取組みを連携する委員会など、様々な委員会を設置し、道内の地域住民の皆様からの期待に応えるとともに、日本国憲法の定める「法の支配」が社会の隅々まで行き渡るよう、日々の活動を行っています。
道弁連は、弁護士、弁護士会が、地域住民の皆様にとって、身近で頼りがいのあるものとなるよう、様々な司法サービスの提供、声明やシンポジウム等による適切な情報発信等、全力で取り組んで参ります。
引き続き、道弁連の活動へのご理解とご支援を賜りますようお願いいたします。

北海道弁護士会連合会理事長
佐藤 昭彦