北海道胆振東部地震についての緊急声明
- 9月6日未明、北海道胆振地方中東部を震源とする大地震が発生し、厚真町では震度7を観測しました。この震度観測は、震度階級が改定された1996年以降、北海道では初めてのことです。今なお余震が続いており、予断を許さない状況です。
- さらに、北海道内のすべての火力発電所が緊急停止したことにより、北海道全域の約295万戸が停電するという、まさに未曾有の事態に至りました。
- 亡くなられた方々には謹んで哀悼の意を表するとともに、被災された方々には衷心よりお見舞いを申し上げます。
- 北海道弁護士会連合会は、被災された方々の救助、生活支援等が早急に進められ、1日も早い復興が実現できるよう、日本弁護士連合会、道内各地の弁護士会と連携し、支援の諸活動に取り組んでいく所存です。
- また、今回のライフライン寸断については、市民生活や企業活動のみならず、直接人命に関わる重大かつ深刻な事態と言わざるを得ません。関係諸機関による原因の究明や再発防止策の構築を強く求めます。
2018年(平成30年)9月10日
北海道弁護士会連合会
理事長 大川 哲也