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平成28年度北海道弁護士会連合会定期大会記念シンポジウム 「性暴力による被害の実態〜被害者への支援のあり方を考える」開催のご案内

2016年6月15日

平成28年度北海道弁護士会連合会定期大会記念シンポジウム
「性暴力による被害の実態〜被害者への支援のあり方を考える」開催のご案内

性暴力が関係する事件においては,被害者に対して,抵抗しなかったのは同意していたからではないかとか,夜遅くに出歩いていたのが悪いといった誤解や偏見の目が向けられることが多いのが実情です。そのような世間の目にさらされた被害者の精神的・肉体的な被害は甚大です。

このような甚大な被害を抱えた被害者を支援するためには,弁護士,医療機関,警察等の関係機関による幅広い連携が不可欠です。北海道では,平成24年10月に性暴力被害者支援センター北海道(通称「さくらこ」)が開設されましたが,支援者とつながることができない被害者も数多くいるのが現状です。

そこで,今回のシンポジウムでは,性暴力被害の実態や被害者の心理,被害者が直面する問題等を知り,被害者に対する必要な支援のあり方を共に考える機会にしたいと思います。

○日時
平成28年7月22日(金)9:00〜12:00

○場所
札幌プリンスホテル国際館パミール6階 (札幌市中央区南3条西12丁目)

○イベント概要
第1部 支援実例報告
(1)「旭川地裁での性犯罪裁判員裁判(無期懲役判決)への被害者参加事例から」
中村 元弥(弁護士/旭川弁護士会所属)
(2)「幼少時の性的虐待事案における損害賠償請求訴訟の代理人として」
篠田 奈保子(弁護士/釧路弁護士会所属)
(3)「さくらこSACRACH利用者支援の実態について」
堀本 江美(産婦人科医/NPO法人ゆいネット北海道理事長)

第2部 基調講演
「最高裁逆転判決とレイプ神話−公判を見すえた被害者支援」
杉田 聡(帯広畜産大学教授)

第3部 パネルディスカッション
支援実例報告及び基調講演の内容を踏まえて,パネルディスカッションを行います。
パネリスト
杉田 聡(帯広畜産大学教授)
堀本 江美(産婦人科医)
前田 幸子(臨床心理士/北海道警察本部被害者支援室)
中村 元弥(弁護士/旭川弁護士会所属)
コーディネーター
須田 布美子(弁護士/札幌弁護士会所属)

○対象
性暴力被害者の支援に携わっている方,性暴力被害者の支援に関心のある市民の皆様

○定員
300人

○参加方法
事前申込不要。当日直接会場までお越しください。

○参加費
無料

○主催
北海道弁護士会連合会

○問い合わせ先
北海道弁護士会連合会
〒060-0001 札幌市中央区北1条西10丁目札幌弁護士会館7階
TEL 011-281-2428

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